今朝まで憎い。
ってずっと覚えてました。
一晩中憎かったのか、そりゃ難儀だなあとか何とか。
衛士祭りが開催された直後、延々と憎悪護衛ルートと向かい合っていた余波が
下書き記事の中に眠っていたので供養がてら発掘を試みた訳です。
何かもう、はじめて憎悪ルートと向かい合った気がします。
愛情だよ!!
基本的には愛情と友情C派だよ!!!!!
でも書き終えるまでの一ヶ月近くを延々と憎悪ルートと向かい合ってた執念が抜けなかったんだよ!!!!
っていう憎悪のお話を追記にて。
憎い憎い言ってるお話なのでご注意ください。
元々は愛情Cモノを提出しようと考えてはいたんですが、
構想が20ページを超えた辺りで己の限界を冷静に思い直し、
いっそ衛士達で深夜のファミレス3名様ネタでもしようかと
もだもだとネタ探ししていた所、Twitterの会話で流れていた『憎悪護衛の可能性』に
私の中の何かがものすごい勢いで反応したんです。
なにそれ護衛!護衛!生きてる!グレちゃん生きてる!
生きてるのに憎まれてる!でも側に居る!
はっはー!誰が手放すものか!( ゚д゚ )カッって、
友情Aの離別すら寂しがって嫌がるうちのレハト様が何かに目覚めたんです。
その時にお話されていた方にお祭り提出用にして良いですかとお伺いしたところ快く許可を頂けました(*´∀`)
その節はもう本当に素敵な燃料をありがとうございました。
TLにはアネキウス様がいっぱいやで。
で、
そんな経緯の元に、憎悪ルートと向かい合ってました。みっちり一ヶ月くらい。
とは言えもう一度プレイをすると心が砕けるのは分かっていたので、
周回をしたのはエンディングの回想だけです。
改めてしっかり見てみると、憎悪殺害すごいな。
何と言うか殺害EDのセリフを見た瞬間に、再びレハト様側の印憎が大幅に上がりました。
憎悪ルートをプレイした上で見た時には完全に中の人が抉られていて
まともな思考が働かなかったんですが、憎悪護衛憎悪護衛……と呟きながら単体で見てみると
これ何かもう本当に、トドメに入るレベルで憎悪スイッチが押される。
憎悪に滾るレハト側に移入して見ていたので余計に!余計に!
正直、殺害終えた直後は放心とショックの余りに
あまりにもナチュラルに憎悪反転して愛情一直線になるレハト像しか浮かばなかったんですが
これここまで憎悪拗らせていたら無理じゃないのと(゚A゚;)ゴクリせざるを得ない。
殺害EDの真骨頂であるあの告白ですよ。
最後の最後にされる告白は、やっぱりグレオニーの潔癖にも見える実直さが輝くんですが
その輝きが、憎い。憎ったらしい。
そこに至るまでにも、グレオニーの長所でもあるあの素直さは発揮されていて
しかもあそこまでグレオニーも憎悪に塗れている筈なのに長所箇所はまったく削がれてなどいなくて
その輝きが、憎い。憎ったらしい。
その憎さが提出作品にも綺麗に出ていて、
まさに「何を勝手に善人で終わろうとしているのか」が真っ先に出てきた感情でした。
自分が、言い返せない相手に罵声を浴びせているのは理解している。
そして相手から憎まれていることも理解している。
それに呼応するようにまた自分も相手を貶めて、そうやって一緒に転げ落ちていくような感覚を持ってました。
まあ御前試合出てただけで憎悪フラグはごんごん立っていっていたんですが、
城内の生存競争に必死なレハトさんにとっては、もうそこしか無かったような気もしてるんです。
自分の身を守ろうとするために、それなりに自分の力を示し続けて威嚇し続けていたのが
あの作中でずっとイメージしてたレハトでした。
ちょうど憎悪殺害ルートしたレハトも、信仰心真っ白の武神状態だったので余計に。
そして改めて、憎悪と愛情が反転することも中の人は何かもう肌で感じてました。
表裏一体というか、もう執着の仕方が愛情のそれと思えなくもない。
しかも執着した相手はあっさりと目の前からいなくなろうとしている。
せめて最後の最後に罵詈雑言があったなら切り捨てて忘れることも可能だったのかも知れないけれど
最後に出てきたのは、飾りつけたような告白。
もうグレオニー本人にも、抱えてるこの執着が何なのか分からなくなっていたのかなあ。