守り人と旅人

10月の終わり頃に精霊の守り人のアニメを見て、一気に駆け抜けて、その後図書館に駆け込んでから今こんな状態になっています。大人買いが出来る、そう、大人だからね。

ええっ、守り人シリーズ公式のレシピ本があるんですか!?

一冊読んでは天を仰ぎチャグム陛下を讃え、アニメ1話のぴよぴよチャグムを見て「ヒィ…」と呻き、炎路を行く者を読んでは「本編登場シーンの割にものすごい骨太な何かを感じていたけどこれかあ!」と納得し、春の光を読んでは「あと2冊ください」と強欲なことを思ったりして過ごしています。毎日楽しいです。

オタクなので関連情報を全部漁りたくてうろうろ検索をしていたのですが、さすがにアニメ化が2007年となると公式サイトがそもそもFLASHサポート終了に伴い閲覧不可……。
狩人の皆さんの情報をもっと知りたいよお~!とあれこれ検索してたら、Production I.G公式サイトに設定資料集が載ってました。こ、こんなに事細かに…!? 各話の美術ボードがあまりに美しすぎる。
おかげで皆の名前も分かりました!!!!
あと前リボンのスン君と片目隠れのヒョク君にはデザインチームからの強い意志を感じるなあ!!!!

推しはシュガ様とジンさんです

精霊の守り人から読み始めて「うわあ~おもしろ~!」と感動してたら、闇の守り人に思いっきり横っ面を叩かれて「!?」となりました。そ、そこでこんなの当ててくる!? 叩かれた横っ面を擦ってるうちにチャグム皇子が物凄い勢いで強く賢く優しい王の階段を上がっていくし……ずっと楽しい読書体験だった……。

情勢や舞台としてどんどん苛酷な状況に向かってはいくのだけど、子どもを命がけで守ってくれる大人たちと「それでも善に向かうのだ」という作中一貫して感じられた意志がとても美しかった。
「それでも」に込められたあまりに多すぎる悲喜こもごも……。

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