絵と色の話

絵と色の話だよ!(開き直り)

その他に8月していたことなんて、最終的にホラーなのか何なのか分からなくなるコワすぎを一気見してたくらいだよ。面白かったけどちょっと食欲は減退しました。

さておき、絵と色の話です。色相とか色環とかそういう役立つ話ではなく、再現したい色味に向けて右往左往していた備忘録です。

直近で描いていたもの

描きたい色味の再現

模写色が強いので表には出さないのだけど、↓こんな感じの全体に淡い色で影と光が表現されている色味。
いいよね…いいよね……仄明るさ、仄暗さ、この鮮やかなオレンジのコントラストが美しい。
これは一体どうなっているのかを模索していました。

モノを載せてないので何が何だかという感じではあると思うんだけど、めちゃくちゃ難しかった。
どうやったらこんな「白いものの影」感が出るんだ…!?
紫寄りの灰を影にしたけど、もっと良い色がある気がしてならない。これ紫だもんなあ…。
背景の鮮やかなオレンジなども実際にクリスタのあの色相で見ている範囲では、そこまで右上に寄ってはいなかった。
これまでにも「彩度を抑えた地色に鮮やかな差し色」は何度もチャレンジをしていたんだけど、いまいち好みになりきらなかったのは彩度を離し過ぎていたのかもしれない。

参考になるかどうかなんですが、練習で作成していた画像の中でランダムに抜き出した色です。

手癖で鮮やかな色を探しに行くと、この四角の中で右上を充てがってしまう癖があるのが分かりました。
改めて並べて見てみると、むしろほとんど動いていないのは彩度で、変動しているのは明度の方なんですね。
彩度、上げれば良いってもんじゃないんだね…当たり前体操だね…。
少し落ち着いた淡い色合いで統一したいなら彩度をあわせて明度でメリハリを付けると良いのかもしれない。
上記色相のうち、ラスト2枚のコントラストが描いてていちばん楽しかったです。

もうひとつ何しろ重要だったのは、見本があることで基本となるトーン・色味がかなり制御されたこと。
それこそ「およその影はこのあたりの色」「およそ明るい箇所はこのあたりの色」と当たりをつけて色相を回していた程度ではあるんですが、着彩の際はそのおよそで塗った背景色をスポイトして展開していたので、いつもみたいにものすごい彩度を取りにいかずに色味を整頓していられた気がします。

もしかしてカラーパレットって重要なんじゃないですか…!?

この記事は、勢いの良い当たり前体操もお楽しみ頂けると嬉しいです。

基本となる色を決めよう

偶然、「綺麗な夕焼け~☺」と思って撮影してた写真があったのでそれをカラーパレットにしたものがこちら。

もうシンプルに、自然界のカラーパレットはあまりにも強い。

こんなストレートに好きな色合いになるんだあ……。嬉しいからこのカラーパレットとっとこ。

っていうのも、TLでよくTIPSで流れてきていた話なんだよなあ~~!!!!!
やっぱり実感しないと頭に入ってこないっすね。
俺馬鹿だからよくわかんねえけど、自然界の色使いって天才のそれっすね。

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