”古篭手”の剣士【立ち絵制作の話】

聖騎士を夢見ながら夢果てきらず、
胸にその憧れだけひっそり抱いてる剣士のお兄さんなんて好きに決まってるでしょ!?!?

好きだよおおおおおおお、光に憧れながら光る場所そのものに行けないお兄さんなんて胸が潰れない訳がないんだよおおおおおおお。

この、このね、ケイウェンさんを描かせて頂きました!!!!!!
現在改稿されているとのことなのですが(楽しみにお待ちしています)
「剣と魔法少女(1)」でまんまと胸を潰されたので、是非一緒に潰されてほしい。


 

出来上がりがこちら

ケイウェンさん

赤いくせっ毛で、がっしりとした体格で日焼けした肌!!!
赤毛褐色素敵ですよね。
赤毛って明るくしたり暗くしたりですごく幅が広がるところも好き……。

ケイウェンさんは立ち絵というよりも観賞用ということでお伺いしていたので、何らかシチュエーションはご希望ありますか?とお聞きしたところ
「光に直接照らされてはいないけど、その光を見ている姿」っていう最高な返信を頂けました。
好き、こころがいたい、好きです。

そして今回モチーフや小物、衣装類などのご希望としてお伺いしたのが
・古びた篭手
・チェインメイル
・こちらも古びたマント
・冒険者的な格好
ということで、篭手と革鎧をもりもり盛っていました。

○サイズ:1,000px×1,000px
○形式:PNG
○制作日数:10日

小説を読ませて頂きながら、イメージ案を練っていた時の画像です。
スンッ……。

ちょうど鎧作画集を入手していたタイミングで、テンションが上がるままサーコートを着てもらっていました。
もう息をするように着てもらっていました。
内着<フード<チェインメイル<サーコート<革鎧 の厚着スタイルです。

●髪型

髪型パターンは3点お送りしていました。
もともとの長さは肩くらい&ひとつ結びしているのでバリエーションとしては前髪ですね。
大体髪型や顔の感じをイメージする時に小説を妄想力逞しく読ませて頂いています(そして軽率に心の中でうちわを振ります)。
ケイウェンさん、こう…暮らす中で多少険しくはなっていたとしてもあまり刺々しい顔立ちの印象はなくて、
かといって温和さがにじみ出るような顔立ちではあの街では生きにくいだろうなあとあれこれ妄想してました。へへへ楽しい。

●篭手

古びていて、かつ、この篭手は一見分からないものの人の技術では不可能なつくりをしています。
人の技術で出来ないことって何だろうなあと考えつつ篭手案を練っていました。

普通の装飾の類は大体作れてしまうだろうし、浮く!? 浮かせる!? にしたのが1つ目で、
いっそ何か憑いている状態にしてみては…?になったのが2つ目で
ふしぎにふしぎを合わせたらめちゃくちゃふしぎになるんでは!?!?っていう脳筋になってたのが3つ目です。
なんでもかんでも足すからほんと。引くことを覚えるべきなんだ。

目を入れると人格めいた何かが芽生えて主張が出てくるので、ケイウェンさんの手元につく時には何となく妙な布が巻き付いている状態になっています。

●ラフ案ふたつ

向こう側に光があって、こっち側にケイウェンさんが居て……ということで、光に背を向けているのと向かい合っているのとどちらが良いだろうと試していた時の画像です。
光を見ている状態の後ろ姿、一歩出ようか出まいか、それとも出られないのかみたいな背中が好きなのですが、
さすがに顔や衣装が全然見えなくなっちゃうからね。

いつものGIF画像

いつものGIF画像がこちら!!!
鎧と篭手に傷跡足してるのが最高に楽しかったですへへへ。

描かせて頂いてありがとうございましたー!!!ヾ(*´∀`*)ノ

あと何か頼んでみるかという時にはこちらで受付中ですっ。

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