ストリテラ Dungeon44(自作シナリオ)

わーい、ストリテラの新しいシナリオが出来たよ~!

ということで、2個目のストリテラ自作シナリオができました!
お借りした素材がテンプレート組み込み配布NGなので、特にどこかに登録はせずここに置いておくことにしました。

今回のお部屋やトレーラーで使わせていただいためちゃカワのドット素材はこちらのサイトさんから!

はじめに
ストリテラにはシナリオによるネタバレはありません。
キャラクターとシーンによって構成される即興劇なので、事前にシナリオをすべて確認することができます。

Dungeon44

◯基本情報

あらすじ

よし、ダンジョンにいこう。
ダンジョンに集って各階層を巡りながら目的を果たすシナリオです。

相反する目的設定ですが、俳優・GM皆さんで調整の上、対戦式にしても協力式にしても問題ありません。
制作者は協力式しかプレイ出来ないので、基本的には協力式をイメージして作成しています。
全体的にとんちき方向にマインドセットしておくと楽かと思います。

シナリオの概要

【参加人数】~4人+GM(不在でも可)
 ※4人はシーン数による目安です。何人の実施でも問題ありません。
  人数に合わせてシーンそのものやシーン数など、対応しやすいように調整してください。

【所要時間】オンセ2時間/テキセ6時間想定
 下記はルールブック(P.252)に基づいた所要時間の内訳です。 形式・相談時間などによって変動します。
 ・およそのボリューム目安
 1.HO決め・準備など(20分)
 2.OP(15分)+4シーン(4×10分 40分)+ファイナル(20分)
 3.ミッドクレジット(10分)/シークレットエンディング(10分)
 ※テキストの場合は3倍~くらいの想定になります

【モード】エチュードモード

【採用ルール】
 1.GM専任 俳優とGMを別に設定していますが不在でも対応可能です
 2.独自ルール・練習チャプター コレクトを行わない練習用チャプターを用意しています(省略可)
 3.オモテ・ウラかぶりOK

【その他】
 改変OK、続編作成OK、個人記録・同卓者共有に限り録画OK

このシナリオには以下の要素が含まれています あるいは含まれる可能性があります

・矛盾する設定:適時良い感じに補完をしていきましょう

◯オモテ/ウラ

オモテ

1.ダンジョンマスター
君はダンジョンマスターだ。
数多のダンジョンを設計構築し、また数多の冒険者たちに畏れられてきた。君の手掛けたダンジョンは今も世界各地で冒険者たちに夢とスリルを与え続けている。

2.テスター
君はテスターだ。
ダンジョンがダンジョンとして正しく機能するのは緻密なテストがあってこそだ。野放図なダンジョンなどただの洞窟や廃墟に過ぎない。難易度、導線、報酬バランス。殺しすぎす殺され過ぎず、ここに匠の技が光るのだ。

3.モンスター
君はモンスターだ。
ダンジョンの花といえばもちろんモンスターだ。罠と一体化するもの、影に潜むもの、はたまた堂々と道を塞ぐもの。冒険者たちの脅威となり好敵手となり、そして時には友にもなり得る。かもしれない。

4.冒険者
君は冒険者だ。
ダンジョンが完成する時、それは冒険者が訪れた時に他ならない。冒険譚は語る者がいてこそ生まれるのだ。これがはじめての一歩となるのか、はたまた数知れず踏破されたダンジョンのひとつとなるのか、それは君次第だ。

ウラ

1.破壊者
何らかの理由(※)によって、このダンジョンは壊さなければならない。しかしこれだけの規模となると一層ずつ壊していくのは現実的ではない。最終層の管理室でまとめて処理しよう。
目的:ダンジョンを壊したい
あなただけのキーワード:「ここはもうおしまいだ」
※理由は自由に設定可能

2.守護者
あまり知られていないがこのダンジョンには保持されるべき理由(※)がある。今までもこっそり保守メンテナンスを続けてきた。形式はどうあれ、このダンジョンは守らねばならない。
目的:ダンジョンを守りたい
あなただけのキーワード:「守護らねば…」
※理由は自由に設定可能

3.逃走者
いつからこのダンジョンに籠っているのかもう覚えていない。しかし世界は広いと聞く。自分もそろそろこのダンジョンから旅立ちたい。そのためには自分をダンジョンに縛り付けているアレ(※)をどうにかしなければならない。
目的:ダンジョンから出たい
あなただけのキーワード:「もう帰らない」
※自由に設定可能(魔法的なものや、心残り的なものでも)

4.隠遁者
慣れた安寧の場ほど心安らぐものはないのである。それが町であれダンジョンであれ住んで都ならばここは都なのだ。何らかの理由(※)により君はここから出たくない。変わらぬ日々を過ごしたい。
目的:ダンジョンから出たくない
あなただけのキーワード:「放っておいて」
※理由は自由に設定可能

◯シーン

オープニング

【導入】
ここは(設定した世界観)剣と魔法とモンスターのある世界。
とあるダンジョンに皆さんは集結しつつあります。
今どんな感じで向かっていたり過ごしているでしょうか? 自己紹介と描写を行いましょう。

【シーン】
各キャラクターの自己紹介を兼ねた描写をそれぞれ行います。

【結末】
それぞれの目的を抱えてダンジョンへ向かうあなたたち。
果たして目的を達成することは出来るでしょうか。

◯練習用チャプター(※省略可能)

・ダンジョンの入口にて
皆さんの目的とする階層は4人でなければ入れないようですね。
そのため、ここらでパーティーを組む必要があります。
パーティーを組みながらみんなと話して感覚を掴んでみつつ、ついでにコレクトの練習もしてみましょう。
キーワード:攻略、あいさつ、注意事項、経歴、モンスター

◯メインチャプター

メインチャプターはそれぞれ「主演」「助演」を決めて行います。
主演は一人一回ずつ回ってきます。好きなシーンを選びましょう。

第一層 薄明かりの洞窟
まだ浅い階層の洞窟には外からの光が届いているものの、奥に行くにつれて徐々に暗さは増していきます。
キーワード:スライム、薬草、初心者、薄暗い、ともし火

第二層 眠りの森
深い森の中はすっかり真夜中の様相です。頭上を覆うような木々の合間からは夜空が見えます。
キーワード:トレント、不眠、真夜中、ふくろうの声、子守唄

小休止 発光石の星空
視界が晴れ、降るような星空のもとにたどり着きました。瞬きながら光る石からは時折チリチリと音が鳴っています。
キーワード:妖精、休憩、星座、月明かり、流れ星

第三層 石膏の庭園
綺麗に整えられた庭園ですが、ここにあるものはすべてが石膏。決して風に揺れることのない庭園が広がります。
キーワード:ガーゴイル、石像、噴水、花ばな、庭師

第四層 うつろの城下町
深い霧に包まれた城下町は、昼なのか夕暮れなのか分かりません。目の端を時折人影が過ぎりますが、目を向けてもそこには何もないのです。
キーワード:ゴースト、宿屋、故郷、違和感、ひそひそ話

第五層 かっこうの城
三角の尖塔が連なる高い城に、かつての住人たちはもういません。耳が痛くなるほどの静けさの中、自分たちの声ばかりが響きます。
キーワード:動く鎧、城門、玉座、肖像画、ダンスホール

ファイナルチャプター 最奥部 管理者の塔

いよいよ管理者の塔に到着しました。
ファイナルチャプターではフラグのもっとも多かったキャラクターが主演となり、「目的」を達成する描写をすることになります。
ファイナルチャプターでは主演以外のすべてのキャラクターも助演として登場できます。
全員でこの物語のエンディングを完成させていきましょう!

[補足チャプター]ミッドクレジット~一方その頃~

ファイナルチャプターに出演しなかった両俳優が望む場合、シークレットとして実施するシーンです。
ファイナルチャプターと同じ頃、もしくはその直後の場面となります。こちらもフラグポイントの高い俳優が展開や方向性を優先的に決定することが出来ます。

エンディング

さて、ファイナルチャプターを終えた後、皆さんはどう過ごしているでしょうか。
その後の皆さんの様子を演じて、この即興劇は終幕となります。

[補足チャプター]シークレットエンディング~Cパート~

エンドで描ききれなかった描写がある場合などに活用できます。全員で話し合い、本編で明かされなかった真実や、続編匂わせなどの展開を演出できます。
より楽しく美味しいファイナルチャプターを選びましょう。

以上で物語はおしまいです! お疲れ様でした!

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